公文 いくもん♪ ⑨ ズンズンとは?効果はあるのか?
運筆力をつけるための教材がズンズンです。
こちら月謝はかかりません。
算数・国語いずれの教科を取っても付随してきます。どの教科も進むにつれて筆記が必須になるので、初めから少しずつ鍛えていくのですね。
乳児さんで足し算をする子もいるようですが、その場合はお子さんが指差す数字を親御さんが記入したり、数字シールを自作して貼ったりと工夫されているようです。
さてズンズンですが、まずは自由に書くことから始めます。
きれいに塗ったり、ピシッと線を引くことに重きを置かず、楽しみながらたくさん書くことを大切にしています。
進んでいくと、次は
短い直線からはじまり、長めの線を書きます。曲線はなめらかに、角があってもすぐに切り返して書き続けることが大切になります。
初めはふにゃふにゃだったり筆圧もなかった線が次第にしっかりと、自分の思うように線がかけるようになっていきます。
継続は力なり。は本当だと関心します。
しかし、娘の初めての公文イヤ期はこのズンズンから始まりました。
このりんごのプリントを見るとその時の記憶がよみがえります(笑)
(線が二重なのは、後に弟が公文ごっこでなぞったためです)
ズンズンは運筆力がつくことを書きましたが、続けることで作業力や集中力も養われます。
この作業力・集中力をつける過程がとても大変。なにせズンズンは一度に平均10枚。難易度も上がっていくのに加えて、プリントは裏表あるのでやりきるのに時間がかかるようになります。
ひらがなが読めるようになった!と(私が)浮かれていた矢先の5月、
「宿題やりたくない‥」
娘が言うようになりました。
でも宿題は宿題。
やらないといけない。
嫌だったらやらないでもいいよ。
は簡単で楽ですが、それでは逃げ癖かつかないか?
どう対応するべきか悩みましたが、
「大変だよね。」と共感したり
「どんどん上手になってるから少しずつやっていこう」と応援したり
「ここの線すごく上手に引けるようになってるよ」と誉めたり
「遊ぶときは思いきり遊ぶ!公文をやる時はやろう!」と厳しく言ってみたり
その都度こちらも様子を見ながら対応したのですが、なかなか苦戦しました。
娘「嫌なものはイヤ」
‥そりゃそうですよね。
しかし、体験を経て通うと決めたのは娘自信。
やると決めたからにはママも応援するから頑張ろう!と、椅子に座るよう促しなんとか宿題を進めていきました。
公文に通うこと自体は毎回とても楽しみにしていました。
宿題は疲れるし大変だし、めんどくさいとった様子です。思っていたよりかなり早い段階でこの感情が芽生えてしまいました‥。
この時、私のなかで「出された宿題は必ずやらないといけない」と言うスタンスでやっていました。
もちろんそうなのですが、今振り返ると少々厳しくし過ぎたかなと思う場面もあります。(娘は覚えていないそうです。)
もし宿題を嫌がる、難しくて先に進みにくいといった姿があれば先生に相談することをお勧めします。
特に習い初めは親もどこまでどうすればいいのかと悩む場面が出てくると思うので、そういった内容も込みで相談するときちんとアドバイスをいただけます。
また、時には宿題の枚数を減らしたり、内容を少し前に戻して簡単にしてくれるなどの臨機応変な対応もしてくれると思います。
娘の通う教室では公文中はお忙しくされていてとても相談できる雰囲気はないのですが、メールやLINEまたは電話で手の空いている時間に対応していただけます。
先生も家での様子や進み具合を知ることは大切な情報になりますので、「このくらいのことで連絡してもいいのかな」と悩まず一度連絡を入れてみてください。